行政書士みなと国際事務所

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事例紹介(日本人の配偶者等)


外国人男性からの相談でした。

 

『私は留学生です。日本の国立大学に通っていましたが、講義についていけず退学しました。

アルバイト先で知り合った日本人女性と結婚をしましたが、妻と日本で暮らしていけるでしょうか?』

 

詳しくお話を伺ってみると・・・

 

『アルバイト先で後輩として入社してきたのが妻でした。

 

初めて会ったときから好意を抱いていましたが、留学生である自分とは交際をしてくれるのは難しいだろうと思っていました。

 

妻が退社することを知り、思い切って妻をデートに誘いました。

レストランで食事をしながら結婚を前提に交際してほしいと申し込みました。

妻は、職場で私の真摯な態度で勤務する姿を見てくれており、すぐに求婚を受け入れてくれました。

 

そして間もなく私たちは同居を始めました。

 

私は大学では、基礎科目は順調に単位を修得できましたし、学費の免除も受けていました。

しかし専門課程に進むと、専門分野の知識に関しては、周囲の学生と大きな差があり、講義が理解できないことが多くなりました。

クラスには留学生は自分ひとりであり、相談する相手もおらず、落ちこぼれていってしまいました。

 

卒業することをあきらめ、主任教授に本国へ帰国することを伝えました。

しかし、その後妻と交際を開始し、アルバイトをしながら日本に滞在し続けてしまいました。』

 

ご本人は、日本に滞在したまま在留資格の変更申請をしても許可されないことをすぐに理解されました。

私の事務所で、必要な打ち合わせを行い、書類を準備して帰国をされました。

 

その後、日本人の奥様と協力して、在留資格認定証明書の交付申請を行いました。

 

1回目の申請では許可を得ることはできませんでしたが、2回目の申請で無事に在留資格認定証明書が交付され、今では幸せに暮らしておられます。


日本人男性と外国人女性からの相談でした。

 

『妻は〇〇市のマッサージ店に勤務をしていました。

施術をしてくれた妻にひとめぼれをした私は、妻に会うために再度、店を訪れました。

 

妻は来日して間もないこともあり、あまり日本語は上手ではありませんでした。

しかし笑顔で接してくれる妻に惹かれた私は妻と交際をしたいと思い、食事に誘いました。

 

翌年の正月、妻を実家に連れて行き、私の両親に紹介をしました。

交際を始めて間もないこともあり、私の両親は結婚には反対でした。

しかし私は妻にプロポーズをし、△△市で同居を始めました。

 

妻との結婚手続きの方法を調べていくうちに、妻の在留資格の事が気になりました。

□□県で働いていて、その後、〇〇に来たことは交際を始めた頃から聞いていましたが、よく話を聞いてみると、技能実習生として来日して、その後辞めてしまっていることがわかりました。

 

マッサージ店での仕事は、既に辞めさせており、妻の滞在費は私が負担をしていましたが、結婚をしても日本でこのまま妻が生活ができるのか、不安になって相談に来ました。』

 

幸い、在留期限内でしたので、出国命令を受けることなく、通常の出国手続きで奥様は帰国をすることができました。その後、奥様の本国で結婚手続きを行い、2回目の申請で無事に来日する事が出来ました。


 

 日本人男性からの相談でした。

 

『妻が働いていたスナックで知り合いました。

妻は留学生として来日しており、私と知り合った当時は、日常会話に支障の無い日本語能力を有していました。

何度か店を訪れ、一緒に食事をするようになり、交際が始まりました。

 

妻には外国人男性との間に生まれた子供がいました。

交際を始めてしばらくしてから、子供がいることを妻から聞かされました。

 

妻が不法滞在であることは、交際を始めた当時は知りませんでした。

妻は2011年の東日本大震災の際に本国の母から、帰国を強く勧められました。

妻から相談され、私が帰国旅費を出して帰国させました。

 

帰国の際も妻が不法滞在であったことは、知りませんでした。

ただ、妻が入国管理局へ出頭したことは知っていましたし、留学生がスナックで働いていることがおかしいことは、気づいていました。

 

しかし、まだその当時は妻と結婚を考えていたわけではなかったため、立ち入ったことを尋ねることもできませんでした。』

 

その後、奥様の本国で結婚手続きをされ、私の事務所に在留資格認定証明書交付申請を依頼されました。

出国命令を受けて出国をされておられていましたが、申請から1か月で無事に在留資格認定証明書が交付され、現在は幸せに暮らしておられます。


日本人男性からの相談でした。

 

『私と妻は、妻の勤務先で知り合いました。

 

連絡先を交換し、彼女を誘い、数回食事に行きました。

 

私は海外営業部の部長であり、海外出張に行ったり、外国人と接したりする機会が多いのですが、妻はどこか田舎風の性格で、正直で、結婚相手にふさわしい女性だと思い始めていました。

その後、妻は在留期限が到来し、帰国しました。

 

6か月後、妻は再度来日し、区役所に婚姻届けを提出しました。

 

婚姻後、「短期滞在」から「日本人の配偶者等」への在留資格変更申請を行いました。

その後、入国管理局から資料提出通知書が届きました。内容は〇〇年〇月以前に日本に渡航歴がありますか?との質問でした。

 

私は妻に〇〇年〇月以前に渡航歴があるか否か確認したのですが、妻は無いと答え、その旨を記入し、入国管理局に提出しました。

 

その後、不許可処分を受けました。そして、妻に確認してみると、以前2回ほど違う名前で入国していたとのことでした。

 

妻は以前お金を稼ぎたいと思い、違う名前で入国しており、また恋愛感情の無い男性と結婚していた経緯があり、私に過去の渡航歴を知られたくなかったようです。

また、以前結婚していた男性が行方不明の為、婚姻無効手続きができず、重婚状態でした。』

 

その後、奥様は家庭裁判所で婚姻無効訴訟を提起され、前婚を解消させました。

一旦帰国後、在留資格認定証明書交付申請を行い、約1年後に奥さまは来日を果たすことができました。


日本人女性からの相談でした。

 

 『私たちが初めて出会ったのは地元のスーパーです。トラブルがあったとき、偶然近くにいた夫が声をかけてくれ、私を助けてくれました。

 

 帰る方向が一緒だということで、私の自宅まで、歩きながら話をしました。別れ際に夫から、また会いたい、連絡先を教えてほしいと言われ、連絡先を交換しました。

 

 その次に夫に会ったのは約2週間後のことでした。夫から誘われ、近所のショッピングモールで会いました。食事をしながら3時間程度、話をしました。当時、夫は日本語があまりうまくありませんでした。それでも、短い文章なら意思疎通ができました。

 

 夫は、外国の出身であること、2年くらい前に日本に来たことなどを話してくれました。その他に、夫の家族のことや私の仕事のことなども話しました。夫のビザのことは聞きませんでした。当時の私は、日本の在留資格のことを全く知らず、外国人が日本で住むために許可が必要であることなど知りませんでした。

 それからも夫から頻繁に連絡があり、会いたいと言われました。ですが、私はその頃職業訓練にも通っており、仕事と職業訓練で忙しくしていました。そのことを話すと、夫は毎日のように夜、駅まで迎えに来てくれ、自宅まで送り届けてくれました。

 

 夫と3回目の食事の時、私は自分の家族のことを話しました。母を亡くしたことを話しているうちに、私は泣き出してしまいました。ふと気が付いて夫の顔を見た時、夫も一緒に泣いていました。

 

 それまで、私は外国人の夫を少し怖いと思っていました。ですが、夫の涙を見た時、夫も家族を大切にする優しい人なのだと感じました。これを機に、夫に対する気持ちが変わり、以降、夫の誘いに頻繁に応じるようになりました。

 

 夫が不法滞在であることを知ったのは、夫からプロポーズを受ける前です。夫の友人の奥様から話を聞いて、夫の問題について理解できました。夫の友人も不法滞在で、日本人の奥さんと結婚してから3年くらいビザを待っていると聞きました。当時の私は、私が働けばなんとかなるだろう、そのうち夫も日本できちんと暮らせるだろうくらいにしか、考えていませんでした。

 

 市役所で結婚手続きをした後、夫と共に大使館に行き、その後、入国管理局に書類を提出しました。特に何も質問されることもなく、待っていればいいのだと思っていました。

 

 私が、夫のビザについていろいろ調べ始めたのは、長女を妊娠してからでした。結婚後、入国管理局から手紙が届きました。新居に難民申請の結果についての書類か、インタビューのため入管に出頭するようにといった内容の書類か、記憶が定かではないのですが、状況が分からなかったため、弁護士の先生に相談しました。その時に夫の手続きを教えていただき、今後二回目の難民申請をすることや、子供が産まれたら再審情願をすることを勧めてもらいました。

 

 ですが、結局いつまでたっても夫の在留が認められることはなく、夫もこのままでは私や子供を守っていけないことに気が付きました。夫と話し合い、私の家族とも相談して入国管理局へ出国する旨の意思を伝えました。』

 

 ご主人は5年間の上陸禁止となっていましたが、出国から3年後に私の事務所で在留資格認定証明書の交付申請を行い、申請から約1か月後に許可されました(上陸特別許可)。現在は日本で家族一緒に暮らしておられます。


日本人男性からの相談でした。

 

『私たちは、私の経営する飲食店で働き始めたことで知り合いました。

 

 妻はよく働くまじめな女性でしたので、好感を持っていました。妻はご主人とうまくいっていない様子で、近所に住む知人に相談に乗ってもらっていました。ご主人とうまく意思疎通ができないため、喧嘩が絶えず、離婚をしたいと悩んでいる様子でした。私は、辛いなら我慢せずに別れたら?と、助言をしたり、励ましたりしていました。

 

 妻はご主人としばらく離れて暮らしたいと言い出し、帰国をすると言い出しました。妻に好意を持っていた私は、帰国の直前、妻に自分の気持ちを告白しました。その後、妻は私の店を辞め、帰国をしました。私は毎日のように妻と連絡を取り合い、日本に戻ってきてほしいと伝え続けました。

 数か月後、妻は日本へ戻ってきました。一旦、ご主人の元へ戻ったようですが、ご主人は激しく怒っており、妻を自宅へ入れてくれなかったそうです。途方に暮れた妻は、私を頼り、私との同居が始まりました。

 

 3か月後、妻の離婚は成立しましたが、在留期限が2か月しか残っていませんでした。妻が私と結婚をするためには、当時6か月を経過する必要がありました。

 

 私の前妻も外国人なのですが、前妻は結婚するときにすでに永住者の在留資格を持っており、私との結婚の際にも、特に在留資格の手続きを必要としませんでした。

 今考えれば、区役所や入国管理局などの役所、顧問の税理士などに相談をすればよかったのですが、役所で相談ができることも知りませんでした。

 不法滞在が犯罪であることの認識は当然ありました。しかし、妻と一緒にいたいという思いだけで、妻を不法滞在者にさせてしまいました。とにかく、どうにかなってほしい、在留を認めてほしい、そのことしか頭にありませんでした。

 

 不法滞在になってから2か月後、妻が店の前で逮捕をされました。妻が不法滞在だったため気を付けていたのですが、妻は時々、店を手伝ってくれていました。逮捕されたのは私に忘れ物を届けるために自宅を出て、店も前まで来たときでした。警察官から職務質問を受け、逮捕されました。

 

 事情聴取のため、私も警察署を訪れました。警察署では結婚を考えていることや同居をしていること、待婚期間を待つために不法滞在になったことなどを話しました。

 

 数日後、妻は入国管理局へ収容されました。私も取り調べを受け、前夫のことや現在の仕事や収入のことなどについて、話しました。

 

 妻が逮捕され、私は妻との結婚手続きを急いでいました。以前、離婚手続きで妻が行政書士に相談をしたことがあり、その先生に私も相談をしました。何人かの弁護士にもお会いしました。どの先生も難しいと言われました。顧問の税理士が弁護士を紹介してくれ、相談をしました。

 

 弁護士の先生には口頭審理にも立ち会ってもらいました。私は結婚手続きを焦っていましたが、先生から、退去令書が出てから再審情願を出すので、そのあとに結婚手続きをすれば大丈夫だと話していました。

 

 とにかく、結婚手続きを終わらせなければ妻の在留が許可されることはないだろうと判断し、いろいろな役所を回って相談し、婚姻届を提出しました。

 

 逮捕から1か月余り、妻に退去強制の命令が出され、弁護士を通じて再審情願を出しました。牛久の収容施設に収容されましたので、仮放免許可の申請も行いました。なかなか仮放免が許可されず、入管職員の方に強い口調で尋ねてしまったりしたこともありました。

 

 9か月後、仮放免が許可され、妻は私の自宅に戻ってきました。何とか、在留を認めてもらいたいと考え、再審情願を出し続けましたが、新たに相談に乗ってもらった行政書士の方に帰国を勧められ、自費で出国することを決意しました。」

 

 退去強制から3年後、2回目の申請で奥様の在留資格認定証明書が交付されました(上陸特別許可)。


 ベトナム人女性(定住者)からの相談でした。

 

 『私は前夫と離婚し、一人で長女を育てていました。

 

 長女を連れて、市内の衣料品店で買い物をしていた時に夫から声をかけられました。「ベトナムの人でしょ?自分も近くに住んでいるよ。何か困ったことがあったら連絡して。ベトナム人同士協力しよう。」と言われ、連絡先を交換しました。当時、夫は市内の会社で働いていました。

 

 それを機に、毎日のように夫から電話がかかってくるようになりました。前夫と離婚をして寂しかった私は、前夫との電話をいつも楽しみにしていました。

 

 知り合った当初は、前夫が不法滞在者であることは知りませんでした。のちに、夫と一緒に出かるために駅での待ち合わせを提案した時がありました。その時に、駅での待ち合わせを断られました。夫に理由を聞いたところ、不法滞在者であることを打ち明けられました。

 

 夫に、出頭して帰国しないのかと聞いたことがありました。夫は「君を支えたい、君のために帰国をしない」と言いました。私は当時、経済的にとても苦しい生活を送っており、また夫のことをとても愛していたので、そのまま夫を日本に引き止めてしまいました。

 

 交際が始まったのは、2011年03月11日の夜です。大震災の後、テレビで流れる恐ろしい映像と、たびたび訪れる余震のため、恐怖に震えていました。電話がつながるようになり、夫から「大丈夫か?」と連絡が来ました。私は心細くてたまらず、夫に一緒にいてほしいと言いました。これを機に私たちは、半同棲のような関係になりました。

 

 私は、夫のビザの問題をどのようにして解決したらよいのか、わかりませんでした。しかし、結婚をすればビザの問題を解決できるらしいという話を聞きました。ですから私たちは、まず結婚をして、安定した生活を送れるようにしようと決めました。

 

 結婚の手続きのために必要な書類を用意していた時、日本の手続きに詳しいベトナム人の方が、日本人の行政書士を紹介してくれました。その人にビザの手続きを手伝ってもらうこととして、最初に市役所に婚姻届けを提出しました。

 

 行政書士の人と会ったのは、婚姻届けを提出する日が初めてでした。婚姻届けと生活保護の窓口に同行してもらい、ビザの手続きはこれからやりましょうと言われ、着手金を支払いました。

 

 そのまま何の準備をすることなく数日がたった日、自宅に警察官がやってきて夫は逮捕されてしまいました。警察署に数日間、勾留された後、入国管理局に収容されました。

 

 入国管理局に収容された時、私も取り調べを受けました。そして職員の方から、「専門の人に相談した方が良い、現在の夫の状況では在留特別許可は困難なので、早く帰国をした方が良い」と言われました。

 

 手続きをお願いしたはずの行政書士の方は相談に乗ってくれず、途方に暮れてしまいました。夫を失うのは精神的にも経済的にも苦しく、なんとかこのまま夫と一緒に暮らしたい、そればかりを考えていました。

 

 何度か仮放免の申請をやってみましたが、駄目でした。ベトナム人の知人に教えてもらった別の弁護士の先生に相談して、仮放免の許可をもらうことができました。

 

 仮放免許可を受け、子供と3人で暮らすようになりましたが、夫は働くことができませんでした。弁護士の先生からも、このままでは問題の解決ができない、帰国をして再度呼び戻しなさいと強く勧められました。夫と何度も何度も相談しましたが、このままでは幸せになれないと思い、夫は帰国をしました。』

 

 ご主人の帰国から6年後、奥様が私の事務所にご相談に来られました。在留資格認定証明書交付申請を行い、2か月後に無事許可されました。


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